― 集プロに参加した動機を教えてください。
富安さん:パソコン教室の先生や介護をやっていたんですけどやっぱりパソコンの仕事したいと思いました。
サポステに通っていて、面談のときに集中訓練をうわさで聞いて参加してみようかなと思いました。
― 集プロをやって得られたものはなんですか?
富安さん:アドビのソフトを使えるようになったというのは大きかったです。
最初は文字入力も出来なかったんですけど、できるようになりました。
― 働きながら不安を乗り越えられていますか?
富安さん:まだ自信のないところが多いです。特にお客さんとのやりとり。
メールが多いんですけど、メールの文書がなかなかうまく書けなくって周りに聞いたりしています。結構周りに相談しています。
― 集プロに参加した動機を教えてください。
内藤さん:最初サポステで相談して週1日くらいのペースで動きたいと相談したときに光陽メディアを紹介していただいて、光陽メディアに行っていました。
そこでDTPのことを知って教えてもらっていた期間が2年くらいありました。集中訓練の存在も知りつつ次のステップという感じで集プロを受け始めました。
内容も興味があったし、デザインとか気になる分野だったので楽しそうだなと思って参加しました。4期だと思います。
― 集プロをやって得られたものはなんですか?
内藤さん:通うという体力だったり、通えたという自信とか。技術含め確実にそこは得られました。すごく頭使った記憶があります。あと柔軟性も得られました。
― 働きながら不安を乗り越えられていますか?
内藤さん:体力的なところは毎日眠いし朝辛いけど、行っちゃえばやることがあるので行くことを頑張っています。
失敗したということよりも何が良くなかったか、次どうするかという方が大事という空気が今の職場では強くあります。
まずいとなったときに、今からどうしようと考える方が大事でそれを一緒に考えてくれる人がいます。
― 集プロに参加するきっかけは?
Y.Aさん:郵便局でアルバイトをしてましたが、人間関係のもつれがあり辞めました。次にどう動けばいいのか分からなくなっていました。
そんな時期にサポステスタッフさんとの面談で「集プロもあるけど、どう?」と案内されました。
最初は体験からで、知り合いも参加していることなどもあり、自分も参加してみようと決めました。
パソコン作業は苦ではないし、デザインなどの専門的な勉強が体験できるのも大きかったです。
― 集プロでは光陽メディアへ研修に行くそうですが、そこでは何を学びましたか?
Y.Aさん:研修では冊子制作にあたり、フォントの選び方、入稿の仕方、紙の質感の違い、色など冊子作りのための知識を学びました。
また社員さんから、フォトショップによる画像修正などの専門的な技術を実習を通じて学びました。
工場見学もあわせて、大変お世話になりました。
― 実際に集プロに参加して、いかかでしたか?
Y.Aさん:文章で伝える難しさなど、苦労した面は多かったです。
けれどその課題に取り組むことで、色々な経験を経て世界が広がった気がするし、活動の中で誰かに相談することなど大事なことを学べました。
― ラボで働き始めたきっかけを教えてください。
中村さん:集プロに参加して、当時発足してそれ程時間の経っていなかったユースラボに参加しました。
その当時はバイト感覚で、実際の扱いとしてもそんな感じでした。
1年を過ぎたあたりで、正式にスタッフになりました。きっかけは特になかったけど、ラボの作業を見に行って、楽しそうだとも思っていました。
― 今の仕事を教えてください。
中村さん:DTPが主な仕事で短詩形文学の冊子や、ポテカル等のつながりから来た仕事をしています。
立場としては協同ネットの団体職員という扱いで、新しい働き方を考えながら働いています。
― 仕事は楽しいですか?
中村さん:仕事は楽しいけど大変で、やめたいと思うこともあるけど、やめないだろうと思います。
それは、協同ネットやユースラボの方針や姿勢に共感しているからで、仕事も自分のやりたいことをさせてもらっています。
ここでやっていることの意味を理解して、取り組めているのも大きいです。